モデル:New NecoMaid

概要

シフトレンズを利用し、歪みの少ない絵や、消失点をずらした絵を撮影できます。

サンプルマップはUE5.0以降対応で Maps/latest/VRM4U_CineCamera.umap にあります。

カメラアセット自体はすべてのバージョンで動作します。

標準カメラを上に向けたもの
上方がパースによって狭くなる
視錐台を上方にシフトしたもの
建物が垂直になる

使い方

VrmCineCameraActor を利用ください。コンポーネントとして利用する場合は VrmCineCameraComponent です。

サンプルマップ、カメラのアセット

VRMCineCameraActor を配置します。OffCenterProjectionOffset に値を入力したら完了です。 撮影範囲が 上下左右にシフトします。

コンソールコマンド ShowFlag.CameraFrustums 1 によってカメラの視錐台をデバッグ描画できます。 下図の紫のラインで描画されているものが視錐台です。

標準(カメラの正面が映る) 視錐台を下方にシフトした(カメラの下方が映る)

応用編

BP_VRMCineCamera を利用することで、対象Actorを画面中心に捉えたまま、撮影範囲をシフトできます。 カメラを常に水平に保つ機能もあります。

このBlueprintはUE5.0以降でのみ動作します。(同じノードを組めば以前のバージョンでも動作します)

撮影範囲をシフトさせつつ、カメラ回転によって対象を画面中心に捉える