モデル:ヴィータ

特徴

VRM4Uにおいてレイトレースの効果的が一番わかりやすい箇所は、AmbientOcclusionです。その解説をします。

開発者の私自身も手探りでテストしています。他に効果的な使い方があるかもしれません。是非この機能を実験してみてください。


UEのレイトレースを有効にする

公式ドキュメントを参照してレイトレースを有効してください。


相性悪いマテリアルを置き換える

マテリアルの半透明/不透明の境界が見えてしまうため、不透明に置き換えます。

ParentのMI_VrmMToonOptLitTranslucentTwoSidedを、MI_VrmMToonOptLitOpaqueに変更します。

 

置き換えると以下のような見た目になります。目の周辺や瞼にある、明るさが不連続なエリアが改善されています。

初期状態 眉毛やアイラインを不透明にする

AmbientOcclusionを調整可能にする

MToonMaterialSystemによりAOパラメータを調整可能です。

 

AOと同時に、Normalなどを調整します。キャラライトも適用しましょう。

AO OFF AO ON

リフレクションさせる

レイトレースの醍醐味の一つ、正確なリフレクションを見てみましょう。 モデルの近くに全反射のオブジェクトを配置します。

 

効果としては十分でしょう。厳密には写り込んだ側に輪郭線が無かったり、色味が少し異なります。